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2021年4月16日金曜日

太陽光発電所O&M 〜 多くの現場の管理をする為のスマートフォンアプリ

 我々のグループでは、広い地域に分散された多数の太陽光発電設備のO&Mを行う為に、誰でも使える簡便なスマートフォンアプリを利用しております。


実際、太陽光発電設備は分散型電源と呼ばれる様に色々な場所に分散していて、全ての場所を記憶することは不可能です。 現場に近づいても似いたような発電所が多数あって特定できないことも多くなります。 また、現場数が増えてくると作業の手間だけではなく、日程管理や作業報告を管理する事務負担も増加してしまいます。 弊社では、Googleマップと連動し発電所の特定も容易にできるアプリを開発し、それに簡易な報告機能と案件管理機能を持たせることで、作業者と事務管理者の負担を同時に下げる試みを行っております。


スマートフォンアプリに表示される情報はエクセルの様なスプレッドシート上で管理されており、事務所での管理が容易になっております。 さらには、測定データや写真、遠隔監視プラットフォームとも容易に連携できますので業務の幅が拡がっていくのではないかと期待しております。








2021年3月15日月曜日

今年もやはり草刈りは必要!

 青葉が芽吹き、草木も元気に成長する季節になって参りました。毎年のことではありますが太陽光発電所では草刈りの季節になって参りました。





弊社では年2回の草刈りを推奨しております。一回目の草刈は4~5月ちょうど今頃、二回目は7~10月頃です。草が伸びる前に、早めの予約をお勧め致します。先ずは、お気軽に電話またはメールでご連絡下さい。

また、草刈り以外にも作業者やご近所の安全を考えてスズメバチ対策としてのトラップの設置もお勧めしております。3,4月限定サービスですのでお忘れなきよう宜しくお願い致します。


草刈り前
草刈り後

 価格は低圧1区画 30,000円 〜 80,000円
(パネル設置枚数や乗用草刈機進入可否、同時作業可能な現場の有無による)
 近隣の農地などの問題がない場合は除草剤散布も可能です。

 高圧・メガソーラーも積極的に承ります。

電気や太陽光発電専門業者以外の草刈りによってケーブルの切断やパネルの損壊などの事象が多発しております。切断事故後に弊社などに連絡が来て、改めて修理するという流れになるので余計な費用や売電機会の損失に繋がっています。太陽光発電所の草刈りは是非、専門業者へご依頼下さい。万が一の際にも責任を持って迅速に修理交換を行います。同時に草刈り作業時に設備の目視点検も行います。(本格的な点検は内容により別途料金がかかります。弊社メンテナンスパックにご加入の場合は追加料金は発生致しません。)



平成29年4月1日より太陽光発電所のメンテナンスとフェンスの設置が義務化されております。既存案件に関してもフェンス設置の義務が加わっておりますので注意が必要です。放置すると認定取り消しなどの罰則が適用される恐れもあるので早めの対応が大切です。

特に50kW以下の低圧の発電所ではその点を見落とされる方が多いのでご注意下さい。

メンテナンスに関する相談、フェンス設置のお見積に関しては、いつでもお気軽にご一報下さい。群馬近県(埼玉、栃木、茨城、福島、長野など)が対応エリアです。


株式会社I-S3
370-0831 群馬県高崎市あら町129-1 3F
TEL/FAX: 027-381-6583
s_masuda@i-s3.com

2020年3月10日火曜日

もしかしたら低品質かも?綺麗に水平に並んだ太陽光パネル

太陽光パネルが水平に綺麗に並んでいると施工品質も良さそうで、お客様受けも良いです。

しかし、言うまでもなく太陽光発電は事業なので設備の美醜よりも機能や安全が優先されるべきです。

弊社のある群馬県でも多くの業者が綺麗に水平に並んだ設備を作っていますが、本当にそれで良かったのでしょうか?地面が平らならそれも良いでしょう。しかし、多くの場合地面は平らではないので、無理に高さを合わせると杭の深さが足りない場所が出てしまいます。それは良くないので、弊社では東西に傾斜できる金具を用いて施工します。仕上がりは当然、地なりです。



と、ここまでは想定内なのですが、最近、想定外のとんでもないものを近所で見てしまいました。なんと、杭の両端にフランジが付いたようなスペーサーで架台自体を何mも持ち上げているのです。筋交いも何もなく単純に架台全体をスペーサーで持ち上げて水平レベルを合わせています。恐らく、このスペーサーはオーダーメイドで、大変手の込んだ施工で綺麗なのですが、前後方向への安定性が極端に不足しており、手で軽く押しても10cmくらいは簡単に動きます。ボルト・ナットの2本締めですし.......

間違いなく架台は設計強度を出しませんしメーカーも保証する筈はありません。近い将来、強い北風の日に前向きに倒れるか、数年内に金属疲労で倒れることでしょう。個人的にはそんな日は近づかない様に気を付けたいです。

調査したところ、群馬県全域でこのような施工がなされているようです。実際、危険なので筋交いやロープによる補強が急務です。弊社および弊社グループの施工ではないですが、ご連絡頂ければ対応致します。






2020年3月2日月曜日

停電時のパワコンの自立運転機能に関して

いくつかのパワコンには停電時でも1.5kW程度の電力を取り出せる自立運転機能が付いています。これは、「停電時の昼間で天気が良い場合には、最大1.5kWの電力が使えるかも知れない。」という心もとないものです。用途によってはそれでも良いものも探せばあるかも知れませんが、取り立てて災害対策になるものではありません。

はっきり言ってしまえば、パワコンの重量を若干増やすだけの機能と断言しても良いものです。災害時や長期に渡る停電を想定すると、太陽光パネルからポータブル電源に充電する仕組みの方がはるかにお勧めです。

パワコンの自立運転と比較してポータブル電源が優れている点は沢山あって以下に何点か列挙します。

  • 充電していれば夜間でも使用可能
  • 安定した電力供給
  • 持ち運び可能
  • ポータブル電源1台と太陽光パネル1枚で最低限の運用が可能
  • 操作が容易で誰でも取り扱える

ここまで挙げれば言うまでもないですが、災害対策には蓄電池一択です。但し、蓄電池だけだと、電気を使い切るとそれでお終いなので、太陽光パネルからの充電も外せないところです。

2020年2月17日月曜日

南北両面設置の効果〜住宅用自家消費太陽光発電

さて、私事なのですが、自宅の屋根に太陽光パネルを設置して1年が経過しました。その間に気がついたこと、実際の効果などに関しては既にこのブログでも何度か触れております。

我が家の太陽光発電システムの特徴は、何と言ってもSolarEdgeのパワコンとオプティマイザーを用いることにより実現した、「南北両面設置でも高効率で大発電量を確保できる。」ところです。これは、いわゆる過積載と言われる手法で、パワコンの定格出力5.5kWに対して8.5kWpのパネルを設置しています。これ自体は野立て等でもよく知られた方法で珍しくはないのですが、屋根の上だと野立てと異なりパネルを設置する面積が限られているという問題があります。それに加えて、屋根の勾配は必ずしも一定ではなく、場所により複数の方角に傾斜していたり、影を作る障害物があったりします。従来の太陽光発電システムでは、パネルの角度が一様でなかったり、ストリングの途中に影がかかったりすると、それらの部分の発電が減るだけでなく全体の出力を押し下げてしまうという問題がありました。

SolarEdgeの場合、パネル毎にオプティマイザーが付いているので特定のパネルが全体の足を引っ張る心配はありません。つまり、多少、発電量が少なくてもそれなりに発電して、投資回収率が上がるのであれば1枚でも多くパネルを設置するのが正しいという事になります。極端な話、垂直な壁に設置するのも有りです。

「とは言ったものの、実際の効果はどうなの?」と聞きたくなるのではないでしょうか?
私もこのシステムを皆様に紹介するにあたり、そのデータが是非欲しいと思っておりましたところ、この度設置から1年が経過したのでデータを公開致します。

結果は概ね予想通りで、冬場の北側の発電量は極端に低いものの夏場は南側と遜色がなく、1年通してみると南側の65%の量を発電しているということがわかりました。因みに我が家の屋根の傾斜は約20°の4寸勾配です。

1年間の総発電量も約10,000kWh程度なので、DC8.5kWpのシステムとして悪くない値です。従来から住宅用は余剰電力販売でしたが、今後は、蓄電池の普及に伴い自家消費という観点が益々重要になってきます。自家消費を考える際には、消費量を全て自家発電で賄えるかどうかというのが発電量の一つの目安になります。その為には、「限られた面積から如何に多く発電するか?」ですとか、「人が住む環境下での発電が安全であるか?」などの観点も重要になってきます。

南側(青)と北側(オレンジ)に設置されたパネルそれぞれ1枚からの発電量:冬場には南北の差が大きいが夏場には差が小さくなる傾向が顕著。年間を通すと北側の発電量は南側の65%



2020年2月14日金曜日

太陽光発電による電力の自家消費に関して(産業用)

FITにより太陽光発電は劇的に普及し、本格普及期に入って来ました。今後は、EV等の蓄電池の普及やエネルギー利用効率の高い自家消費方法が開発されながら徐々に脱FITが進んで行くでしょう。

既に、FITで売電可能な価格は電力の消費者が購入する電力価格よりも安くなっておりますので、適切な消費目的があれば自家消費をすることで電気代の節約が可能です。例えば、商店や中規模以上の工場の屋根に現実的に設置可能なDC容量、例えば50kW程度であれば売電すると13円/kWhなので、売電せずに自家消費をする方が3~5円/kWh程度お得になります。

電力のコストを減らすことができれば、生産コストが減ります。生産コストが減ると、競争力がアップしますし、人を増やせる、待遇改善ができるなど良いことの連鎖が起こります。量子に色があっても電気に色はありません。使えば一緒です。一緒であれば幸福な要素の多い自家消費ということになると思います。電力の自家消費によってメリットのある方は是非、積極的に考えることをお勧め致します。

システムの詳細は、お客様の電力消費事情や建屋の規模などによって様々です。
連絡を頂ければ、調査をした上で最適なシステムの提案を致しますので、是非、ご連絡下さい。

自家消費電力システムの選定において注意すべき点は多々ありますが、弊社で提供可能なシステムの他社には決してない特徴は以下の通りです。(同じ製品を用いる方は除く)


  • 消費量の100%を太陽光発電で賄える唯一のシステム(他社では70~80%に制限されます。)
  • 万が一の事故の場合、パネル毎に出力が抑制されるので感電や火災のリスクが小さい
  • 遠隔監視システムによって、パネル毎の監視が可能なので不具合を迅速に解決してシステム稼働率を下げない


2020年1月20日月曜日

「静かで、臭わない」ポータブル電源


これまでは工事やレジャーの際には充電工具などの充電を心配したり、重くて、うるさくて、更にはガソリン臭い発電機を持ち歩くことも多かったのではないでしょうか?

もちろん、人によっては「うるさくて、ガソリン臭いのが大好き!」という方もいらっしゃいます。しかし、ほとんど人にとっては、「持ち運びに便利で、静かで、臭わない」ポータブル電源の方が便利なのではないでしょうか?

12Vのシガーソケットや太陽光パネルで充電できれば、長期の停電や電気のない現場へ行っても安心です。発電機を車から降ろせばきっと他の荷物がもっと積めます。利用方法は皆様の工夫次第で無限に拡がります。

I-S3のこだわりを反映して改良したポータブル電源を販売開始致します。

災害対策に
工事用に
アウトドアのお供に
農林水産業のIoTソリューションに


工事用トラックのキャビンでの使用例。
(538Whのシガーソケット充電及び太陽光パネル充電対応のポータブル電源。同様の外見の他の製品も御座いますが、そちらはシガーソケット充電不可です。)

2019年11月10日日曜日

停電監視装置(サービス)「電気ない蔵」


キュービクルなどの停電を検知して管理者にメールで通知する装置です。
  • 通知先は何件でも追加可能
  • クラウドを用いたシステムなので端末の故障と停電が無い状態を区別できる。
  • 安価で周辺機器との連携も容易
  • データが残るので、事後の検証が可能

簡易な遠隔監視装置しかない太陽光発電所の主任技術者さんからの「停電してもわからないから駆けつけられない。」という声から着想を得ました。従来の類似品と比べて非常に安価ですが、停電状態を確実に通知します。

2019年7月25日木曜日

夏場の駆け付け

ぼちぼち全国的に梅雨が明けて夏らしい天候になって参りました。
皆様も熱中症などにならないように、こまめに水分補給をする様に気を付けて下さい。

この季節になると、夕立など局所的な集中豪雨や雷の被害も多くなって参ります。実は、今朝も1件落雷により停止した設備の再起動に出動致しました。

太陽光発電所のオーナーは必ずしも発電所のそばに住んでいるとは限りません。また、高圧とは異なり、低圧の場合には近場にお住まいの電気主任技術者に管理を委託している訳でもございません。そうなると、故障を伴わない設備の停止でも、毎回、自分で現地まで赴かないといけないことになってしまいます。

そのまま再起動できる小さなトラブルから、本格的な修理まで含めて私達に任せて頂ければ駆け付け回数は無制限で対応させて頂きます。

是非、太陽光発電所のメンテナンスは弊社にご用命下さい。
現場カメラで撮影した栃木県某所の発電所
自社開発のクラウドを利用した遠隔カメラにより、低コストで発電所の状況を長期間記録することができます。




株式会社I-S3
370-0831 群馬県高崎市あら町129-1 3F
TEL/FAX: 027-381-6583
s_masuda@i-s3.com

2019年6月15日土曜日

広域落雷データ

夏場には落雷により太陽光発電所が被害を受けることも多いです。

多くの場合、修理の際には保険を用います。そのために落雷証明書などを入手することもあると思います。明らかに落雷が有ったという確信がある場合は良いのですが、不明な場合や原因調査の途中の場合等、有料の証明書の入手がためらわれる場合も少なくありません。

我々は本年の5月以降毎日の全国の広域落雷情報の保存を始めました。これにより故障原因の推定、落雷証明書の手配、保険手続きのサポートなども迅速に行える様になると期待されます。

2019年6月11日火曜日

太陽光パネルの北側設置

野立ての太陽光発電所であれば、パネルの設置可能枚数と発電効率を検討して設置角度を自由に決定することができます。ところが屋根の場合には、現実の屋根の傾斜角度に合わせなければりません。また、実際の屋根は全て理想的な南向きだけではなく、北向きも含めて色々な方向を向いていることがあります。

従来の太陽光発電システムでは、同一のパワコン(またはMPPT)に繋がっているストリングの発電状況を揃えてやる必要があり、発電状況が異なると悪い条件のストリングに足を引っ張られて発電量が上がらなくなるという問題がありました。この問題を解決する手段として近年、パネル毎やストリング毎にオプティマイザーという電力をそれぞれの場所で最適化する装置を設置する方法が一般化して来ました。(マルチストリングパワコン含む)

オプティマイザーを用いると個々のパネルやストリングの発電条件の違いを気にしなくても良くなるので、設計の自由度が大きくなります。これにより住宅などでは屋根の北側への設置も検討できる様になります。北側のパネルの発電量は南側よりは少ないですが、他の足を引っ張ることはないので、ある程度の発電が見込めれば設置する方が有利ということになります。






上のグラフは実際に4寸勾配(約20°)の南北屋根にパネルを設置した場合の例です。グラフは週毎の発電量を示しています。冬場には北側のパネルの発電量は南側の半分以下ですが、夏になると南側と遜色ない発電量が得られることがわかります。

今後の住宅太陽光は自家消費が中心になりますので、少しでも多くの発電量を確保する意味でも積極的に屋根の北側も利用して行こうと考えております。



2019年4月26日金曜日

過積載の太陽光発電設備って実際どのくらい発電するの?

パネルの過積載が有利だという話はよく聞かれると思います。しかし、実際にどのくらい有利なのか?シミュレーションはあるけど実際にどうなのか?プロでも推進派と懐疑派がいるようだ?どこまでの過積載すべきなのか?プロでも根拠なく勝手に自主規制ラインを設けている人もいたりして興味深いです。

ここでは、実際に運転開始から1年以上経過した設備の実績値を紹介致します。
紹介するのは茨城県笠間市のDC97.2kWの低圧設備です。パワコン・オプティマイザーはソーラーエッジ製です。

期間 :2018/04/01/~2019/03/31
DC  97.2kWp
積載率 :196%
発電量:108904.636kWh
FIT売電換算
  27円:294万円
  24円:263万円
  21円:229万円
  18円:196万円
  14円:152万円

設置場所や日照条件にもよりますが、14円でも比較的稼げるという印象です。
上記と同様の設備を作る場合、概ね300坪くらいの土地があれば大丈夫です。



2019年4月16日火曜日

大型パワコンでも気軽にオプティマイザー

太陽光発電では当然ながら、なるべく影がかからない方が有利です。しかしながら、現実には限られた面積のなかで投資効果が最大になるように設計を行いますので、若干の影の影響は許容するしかありません。
とは言え、パネルのやストリングの一部分が影になると、影になった部分の発電が少なくなるだけではなく、同じMPPTに接続された健全なストリングの足も引っ張ってしまうので、総発電量に意外と大きな影響を与えてしまいます。
最近では、このような影響を少なくする小型パワコンや複数のMPPTを搭載したパワコンを用いることが多くなっています。また、同様のことをオプティマイザーを用いて、よりきめ細かにモジュールレベルで実現しているものもあります。
一方、大型のセントラルインバーターを用いた場合には、イニシャルコストを低く抑えられるという大きなメリットがある一方、多くのストリングがまとめて接続されているので、発電量全体に影の影響がかかってしまうと言う問題があります。
この問題を解決する方法として、オプティマイザーを導入してストリング単位で最適化することが有効ですが、従来のオプティマイザーではパワコンに接続される全てのストリングにオプティマイザーを接続しなければならなかった為に、どうしても投資額が大きくなってしまうという問題がありました。
今回、紹介するPVブースタSシリーズはPCSの設定は不要で、影のかかるストリングのみに設置すれば良いので、従来よりも簡単にオプティマイザーのメリットを享受できます。



https://www.i-s3.com/pvb.html
株式会社I-S3
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2019年3月31日日曜日

物流拠点の整備に関して

再生可能エネルギーの普及の第一段階として、FITによる太陽光発電の普及促進は相当程度進みました。今後は次の段階として、従来のFITに依存したビジネスモデルから自家消費を中心としたポストFITと呼ばれる需要に対応し、本当の意味で社会に貢献することが我々には求められております。

我々グループでも、ポストFIT対応の一環として、住宅屋根などの小規模案件への対応や既設発電設備のメンテナンス業務の効率化のために、弊社事務所にほど近い群馬県高崎市に物流拠点を設けて対応することになりました。これにより、必要部材の荷受けや在庫の管理が効率化されることが期待できます。その結果、我々グループの物流拠点は群馬県高崎市、群馬県太田市(株式会社RGB)、栃木県那須塩原市(発電所隣接地約1000坪)、福島県白河市となります。今後は、これらの拠点も活かして北関東・東北地域での施工やメンテナンスのサービスの充実にこれまで以上に努めて参ります。

2019年3月9日土曜日

草刈りの予約、メンテナンス、フェンスなども大丈夫でしょうか?

花粉に悩まされる季節になって参りましたが、杉花粉が一段落するころには雑草の成長も本格化して参ります。太陽光発電所の草刈りは一年に2回を推奨しております。一回目の草刈は4~5月をお勧めしておりますので、早めの予約をされると安心です。先ずは、お気軽に電話またはメールでご連絡下さい。

草刈り前
草刈り後 
高刈りをすることで背の低い草の成長を促します。



 価格は低圧1区画 30,000円 〜 80,000円
(パネル設置枚数や同時作業可能な現場の有無による)
 近隣の農地などの問題がない場合は除草剤散布も可能です。

電気や太陽光発電専門業者以外の草刈りによってケーブルの切断やパネルの損壊などの事象が多発しております。切断事故後に弊社などに連絡が来て、改めて修理するという流れになるので余計な費用や売電機会の損失に繋がっています。太陽光発電所の草刈りは是非、専門業者へご依頼下さい。万が一の際にも責任を持って迅速に修理交換を行います。同時に草刈り作業時に設備の目視点検も行います。(本格的な点検は内容により別途料金がかかります。弊社メンテナンスパックにご加入の場合は追加料金は発生致しません。)



平成29年4月1日より太陽光発電所のメンテナンスとフェンスの設置が義務化されております。既存案件に関してもフェンス設置の義務が加わっておりますので注意が必要です。放置すると認定取り消しなどの罰則が適用される恐れもあるので早めの対応が大切です。

特に50kW以下の低圧の発電所ではその点を見落とされる方が多いのでご注意下さい。

メンテナンスに関する相談、フェンス設置のお見積に関しては、いつでもお気軽にご一報下さい。群馬近県(埼玉、栃木、茨城、福島、長野など)が対応エリアです。


株式会社I-S3
370-0831 群馬県高崎市あら町129-1 3F
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2019年2月27日水曜日

住宅屋根太陽光発電に関して

弊社および弊社グループ会社では、これまでメガソーラーを始め野立の太陽光発電設備の設置に注力して参りましたが、今後は、より本格的に持続可能社会の実現に貢献する為に、ポストFITの主役である住宅太陽光設備を中心とした自家消費需要に応える事業を本格化させることを決定致しました。


住宅太陽光発電設備は個々の規模は小さいですが、住宅自体の件数は非常に多く。本格的な普及を目指す為には、メーカー等との協力のみならず、物流や標準施工法、品質保証体制を共有する施工会社のグループの形成など本格的に準備しなければならない点が多岐に渡ります。弊社では、それらの準備を意識しながら鋭意住宅太陽光発電プロジェクトに取り組んで参ります。詳しくは以下のページをご参照ください。

尚、住宅以外の野立や屋根の太陽光発電に関しても、これまで以上にメンバーを増強しながら進めて参りますので、よろしくお願い致します。

2019年1月28日月曜日

パワコンの選定

FITの買取価格が下がったのもあり、太陽光発電所の建設コストはなるべく低くしなければならないという事情はあります。

しかし、闇雲にコストを下げても発電量が下がったり、他のコストやリスクが増大したら元も子もありません。

例えば、パワコンのコストは大雑把に言うと発電所建設費用の10%ほどです。しかしながら、発電量の100%を担っているのがパワコンという機器でもあります。10年後と言われる一般のパワコンの交換のタイミングを考えると、20年保証の付いている安心感の高い機器を選定した方が運転開始後のシステム維持費用は安く抑えられそうです。

また、不運にも発電所の機器が何らかの故障で停止した場合には、復旧までの対応の速さが重要になります。また、保険会社に補償して貰うにも確かな証拠の蓄積が大切です。高度なモジュール1枚レベルの遠隔監視機能がパワコンとセットで付いてくるとしたらどうでしょう?

住宅の場合には、やはり安全が一番大切です。
一般的に住宅屋根の太陽光発電設備の事故が起こると、家屋の延焼や人の感電などのリスクがあります。大切な家族や家を守る為には、しっかりとした安全機能が付いているパワコンの選択が大切です。SolarEdge(ソーラーエッジ)の場合には、万が一の際には"SafeDC"ということでパネル1枚毎の電圧を1Vまで下げることで様々な災害リスクを最小限にしています。(オプティマイザー使用)

上記の様な観点から、弊社ではここ1年ほど、SolarEdge(ソーラーエッジ)のパワコンを推奨させて頂いております。運転開始後につきましても、パワコン側の非常に詳細な遠隔監視機能を利用して設置させて頂いたお客様にきめ細かいO&Mサービスを提供させて頂いております。
低圧〜高圧の屋外設置でも
住宅の屋根も向きや障害物を気にせず設置できます。
住宅用には設置方法も一工夫!


条件の異なるパネルの出力もそれぞれ最適化して取り出すのでロスが少ないです。



株式会社I-S3
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2018年6月22日金曜日

東西傾斜架台 〜限られた設置面積の有効利用し過積載時の売電量を最大化〜

弊社では限られた面積に貼れるパネルの枚数を最大化する方法として東西傾斜架台もお勧めしております。現在のトレンドである過積載の条件ではパネルを南に向けてもピークカット時の発電が増えるだけで売電量は増えません。また、南向きにパネルを設置するとパネルの後ろに影ができるため、前列と後列の間を広く空けなくてはいけません。

しかし、東西傾斜の場合には列間を詰めても影がかかる時間は殆どありませんし、ピークカットとは関係ない朝夕の発電量を増やすので実質的な売電量を増やすことができます。

また、三角屋根の様な構造も強度的に有利な為、材料費を抑えながらも管理しやすい最低地上高を確保することができますし、パネル下のスペースの有効利用を考えるのも楽しいかも知れません。狭くて細長い土地でも効率的なパネル設置が可能ですので、これまで諦めていた方も是非、ご検討頂ければと思います。



2018年3月15日木曜日

太陽光向けフェンス販売と設置作業業務について

太陽光向けフェンス設置が義務化になりました。

弊社が取り扱っているフェンスは様々なタイプがございます。

フェンスと設置全般に関するお問い合わせはお気軽にご相談ください。

株式会社I-S3
027-381-6583
群馬県高崎市あら町129-1小池ビル3階





門:両開き


門:片開き

*フェンスH1200、H1500かH1800の高さを選べます。

2018年2月15日木曜日

メンテナンスとフェンスの設置

平成29年4月1日より太陽光発電所のメンテナンスとフェンスの設置が義務化されました。
既存案件に関しても今年の3月31日までにフェンスを設置しなければいけません。放置すると認定取り消しなどの罰則が適用される恐れもあるので早めの対応が大切です。

特に50kW以下の低圧の発電所ではその点を見落とされる方が多いのでご注意下さい。

メンテナンスに関する相談、フェンス設置のお見積に関しては、いつでもお気軽にご一報下さい。

春先の草刈も今から予約すると安心です。一回目の草刈は4~5月がお勧めです。

株式会社I-S3
370-0831 群馬県高崎市あら町129-1 3F
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