2015年6月30日火曜日

今さらながら、太陽光発電設備のシミュレーションも承ります。

今さらながらですが、弊社では発電シミュレーションソフトPVSystを用いたシミュレーション及び各種障害物や傾斜地等での太陽光発電システムの設計のサポートを行っております。それぞれのロケーション、地形等により最適なストリング設計、PCSの選択など投資効率の良いシステムの提案を行うことができます。他の業者さんで条件が不利だと言われた案件に関しても、親身になって最適解を提案致します。自分の経験や思い込みだけで語る業者さんも多いので、きちんと数値計算を行って検討して見ることをお勧め致します。

また、設備の設置にあたっては銀行融資などを受ける為の資料作成や交渉のサポートも行っております。計画が進んでいない既存案件に関しても、案件の買取やその他実現の為のサポートも行っております。気軽にご相談頂ければ幸いです。

2015年6月26日金曜日

3Dモデリングソフトを導入しました。

弊社では調達した物品の現場への据え付け等を工事業者さんに依頼する事があります。そう言うときには、仕様書や図面一式を提供した上で、何度も打ち合わせを行い、業者さんの自信たっぷりの「プロだから大丈夫!」と言うのを信用して依頼します。ところが実際には、10割に近い確率でこちらで全てのお膳立てをしないと進まないという状況に陥ります。(それをしないと全く別のものが出来上がり、問題が起こります。)

原因は単純で、殆どの業者さん達には図面や仕様を読み込む時間と集中力/忍耐力(根性)がないからです。(その癖に段取りが8割というのが口癖だったりします。全く同感です。)

厄介なのは、彼らにもプライドがあり、「できるか?」と問われれば必ず「できる。」と答えます。実際に資料一式を渡して期限を決めて設計と施工を依頼しても、大抵の場合には、ギリギリのタイミングで降参して来ます。また、それを見越してこちらで図面を読み込んで彼らにも設計できる様に情報を取捨選択して必要な情報だけを整理して提供すると、必ず「情報が全部ないと検討できない。」という言い訳をしてきます。悩ましい限りです。十分な報酬を払って、全てを責任持ってやって貰うという事も考えられますが、時間も予算も無限ではないので、得策ではありません。自己修練は自己資金で行うべきです。

前置きが長くなりましたが、訓練されていない人に対して、真っ白な紙に絵を描かせる様な事は基本的に依頼すべきではないでしょう。(教育目的の場合は別です。)そうすると依頼する側がある程度レールを敷いて、決まり切った事だけをやってもらった方が確実です。

具体的には、こちらで機器の設置方法、配線の取り回し等を検討し、解りやすい3Dの図面を提供するという事が有効だと思います。そこまでやれば、彼らの現場での経験を活かして設計を吟味したり、施工したりということが容易になるでしょう。スタートラインとレールが明確であれば、実力は発揮しやすいでしょう。その為に弊社では、SketchUPという3Dモデリングソフトを導入しました。使ってみて、非常に直感的で習得しやすい印象を受けました。正直、日々忙しく習得時間は殆ど取れないので簡単というのは非常に有難いです。下の図は先週末に、練習を兼ねて作った太陽光発電所のPCS及び連系盤の基礎図です。






2015年6月23日火曜日

建設風景:弥六太陽光発電所

弊社が企画した栃木県那須塩原市の弥六太陽光発電所(DC600kWp, AC496.8kW)の工事も順調に進んでいます。こちらは7月末には連系の予定です。こちらは、土地の形状を考慮して27.6kWの小型PCSを用いて影の影響を最小限にする構成になっています。


建設風景:木部太陽光発電所 PCS/連系盤設置


系統連系までは、もう少し時間がありますが木部太陽光発電所でもPCSと連系盤の設置が行われました。



木部太陽光発電所に設置されたABBの875kWと630kWのPCS
夜間、暗視カメラによる現場写真(遠隔操作)右から875kWPCS、630kWPCS、変圧器、連系キュービクル




監視カメラからの写真:段差部分が滑らかに繋がっている様子がわかります。