2017年11月28日火曜日

PV simulation for East-West tilted layout 東西傾斜架台での発電シミュレーション

限られた土地からの発電を最大化します。
Maximize the power generation from the limited area.


樹木や隣家などを考慮した上で、パネル枚数を最大化し、パネル毎のMPPTにより最小限の損失で収益を最大化します。




株式会社I-S3
370-0831 群馬県高崎市あら町129-1 3F
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2017年11月26日日曜日

ReneSola Japan夜逃げとの報道

ReneSola Japan夜逃げとの報道が出ております
以前から、退職した担当者のなりすましをしたりする会社でしたので、夜逃げくらいはするでしょう。パネルの製造者としてのReneSolaは依然存続しておりますが、他の報道などをみると予断を許さない状況のようです。弊社としては、将来のなんらかの保証問題に備えて同社および提携保険会社の窓口の確認を進めます。

http://www.sankeibiz.jp/business/news/171126/bsc1711260735002-n1.htm

一般論としては、窓口が無くなった以上、(誠実に対応する意思を期待するのは無理です。)何らかの問題発生時にはReneSolaよりも保険会社との話の方が円滑に進みやすいので倒産という形になった方が対応は容易になります。

<続報>
中国本社に確認したところ、9月には事務所を閉じていた模様。
かの国特有の言い回しで、「日本人のスタッフには関係取引先に連絡するように言っていたのに、」とのこと。

要は、自分たちはキチンと夜逃げしたのにスタッフがちゃんとやってくれなかった。遺憾ですねえ〜という事。精神性の卑しさを存分にアピールしていると理解するしか無さそうです。

2017年11月22日水曜日

Una mentira, de ciento tira"

It is a serious problem for the people who has habit to tell a lie, how to cover up the mistake after saying stupid excuses with blaming others. There is a country called Spain. They have a proverb like "Una mentira, de ciento tira". It means if you tell a lie without sufficient care, you will have to tell lies hundred times to cover up the original lie. We also have something similar in Japan and I think it is  very correct. Sometimes careless lie will make others very angry. In many cases, we can find some better ways to solve the problems, and it is not necessary to tell a lie.

2017年10月27日金曜日

東西向き架台と過積載による最適設計

過積載条件では太陽が真南にある条件ではピークカットされるので、発電量をそれ以上増やすには東西にパネルを向けることが有効です。「過積載」と「東西向き」と「最適回路設計」により買取価格が下がっても高い投資効果が期待できます。


架台メーカーと弊社が協力して専用設計した”東西向きの専用架台”により、風水害のリスクの低減とコスト圧縮が同時に可能になります。


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2017年10月18日水曜日

群馬県太陽光発電保守点検事業者登録制度

株式会社RGBは群馬県太陽光発電保守点検事業者登録制度で登録されている業者です。
事業者一覧

もちろん、群馬県以外の発電所の案件も承りますのでお気軽にお問い合わせ下さい。


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2017年10月2日月曜日

太陽光発電設計効率化:Improvement of PV design procedure

太陽光発電所の設計をする場合、土地の形状や周辺の障害物、気象条件などを考慮して最適な設計を目指してストリング構成やMPPT毎の回路の振り分けを行って行きます。その際には、PVSystなどの数値シミュレーションを行い最適なデザインを選定して行くのが良いでしょう。

但し、これらのシミュレーションソフトでは影の影響を常に過大評価する為、計算の結果に一喜一憂し過ぎずに、材料費やそれに伴う施工費やケーブル損失の増加を考慮して設計を行なう事が大切です。特に外資系のEPC会社等では社内エンジニアによるシミュレーションを重視し過ぎるため、大変非効率な設計を強行しようとする傾向がありますが、総合的に考えると大差がないか、むしろ損が多いかも知れません。

とは言え、ケーブルの使用量や損失量を見積もる為には大変な手間がかかるため、ケーブルの使用量まで総合的に考慮して設計の比較を行なうのは大変なことでした。この問題を解決する為には、ケーブル使用量を簡便に見積もる方法が必要でした。我々は下図の様な設計支援ツールを準備することで非常に短い時間でDCケーブル(ストリングケーブル)の使用量を見積もることができる様になりました。

これにより、既に設計がなされた案件に関しても、迅速かつ定量的に無理のないコスト低減が可能な設計変更を提案する事ができる様になりました。


It is important to take various environmental factors such as contour, shading objects, and the climate of the site into account for advanced PV plant design. We can use numerical simulation software such as PVsyst for design comparison.

 However, it is not good to trust the simulation result too much without taking other factors such as material costs, personnel expense, and cabling loss. Because we need to keep in mind that basically all the numerical simulations overestimates the shading effect. Some people tend to push less efficient design with only the justification by the slightly better simulation result. But I am afraid it is even less advantageous as a result of higher cost and less (or tiny increase) of production.

We have developed a PV design support tool shown in the picture below to improve our design efficiency. Thanks to the tool, we can compare the use of DC cables for different designs in very short time. It enabled us to make a quantitative design change proposal quickly without compromising any reduction of PV production for customers and profits for construction people.



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2017年9月7日木曜日

遠隔監視装置のお勧め!

太陽光発電設備を適切に運用する為には、適切なメンテナンスが必要です。
今年の4月のFIT法の改正により、発電設備の保守管理は義務になりました。これは、法改正前に運用開始していた設備にも適用されますので、設備をお持ちの方は保守管理体制を具体的に考えなければなりません。

保守点検と言うと、定期点検などによる設備の維持管理が真っ先に話題に登ります。もちろん、長期的な視野に立てば設備を定期的に点検することは大切なことです。しかし、目先の問題として、現在、発電所は「正常に運転しているのか?」とか「故障していないのか?」と言うことはもっと切実な問題ではないでしょうか?何らかの原因で発電が止まってしまうと、それに気が付いて対策を施すまでは、設備は止まったままになってしまいます。これでは、安定した売電収益が望めないだけでなく、月々の銀行への返済も滞ってしまいます。

実際に、落雷や盗難などによる設備の突発的な停止や故障は珍しくありません。基本的に、発電所が何らかの事故で停止することはあると言う前提で、ある程度の費用をかけてそれ以上の損失を減らすと言う考え方が大切になってきます。

理想的には、弊社のように遠隔監視システムを用いた常時監視のサービスを提供している会社とO&M契約を締結するのが望ましいのですが、発電設備が自宅のすぐ隣という特殊な場合を除き、最低限、遠隔監視装置を設置して不具合をタイムリーに把握することが必要だろうと思います。遠隔監視装置と言っても、設備規模、区画数、パワコンのブランドやどこまで詳細のデータを取得したいかなどによっても様々なサービスの中から適切なものを選ぶ事が可能です。O&M契約との組み合わせだと、少額の初期設備費用で始められる場合もあります。発電設備をお持ちで遠隔監視装置を未設置の方は、是非、お気軽にお問い合わせ下さい。お客様の状況を伺った上で最適の提案を致します。




弊社O&M事業ページ
http://www.i-s3.com/om.htm







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2017年8月21日月曜日

太陽光発電の「保守点検」は義務です! (日本太陽光発電メンテナンス協会)





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2017年7月30日日曜日

増設申請/工事はお早めに!

現在、I-S3およびRGBのメンバーは太陽光発電所の増設工事を急ピッチで進めております。発電所に空きスペースの有る方は是非、大至急ご検討下さい。

現在、経済産業省ではパブリックコメントを募集しており、発電設備の増設を制限する新ルールの適用を目指していることが報道されています。これによると、当初からの過積載に関しては制限する理由がないものの、調達価格と国民負担の関係上、後からの増設を問題視しているようです。新ルールの適用は早いと8月中になりますので、必要な手続きは大至急進めなくてはなりません。先ずはお電話でも良いのでご相談下さい。


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2017年6月30日金曜日

たかが5%されど、 : オプティマイザーの話

太陽光発電所は、障害物による影やパネルの劣化による発電能力のバラツキなどが原因で、思うように発電できない(できていない)ということがあります。

それらの影響を最小限にする手法として小型(数kW~数10kW)のストリングインバーター(パワコン)を用いて、より少ない数のストリングの束を最適化する方法があります。

一般に小型のパワコンを多数台設置する場合、大型のパワコン(セントラルインバーター)を用いるシステムよりも建設コストが高くなる傾向がありますが、山中などで障害物が多い環境などでは初期コストを上回る利益が得られることが知られており、多くの案件で小型のパワコンが採用されています。

大雑把に言うと、明らかに障害物があるような山中やゴルフ場、建物の隣などの環境では計画時から小型パワコンの設置がお勧めです。

しかし、既に大型のパワコンで稼働中のシステムの場合はどうすれば良いのでしょうか?実は、後付で大型パワコンのシステムでも小型パワコンのシステムのメリットを享受できる方法があります。それは、オプティマイザーというパワコンのMPPTに相当する機器をストリングに後付して個々の部分の最適化を行なう方法です。

オプティマイザーにも様々なタイプがありますが、弊社がお勧めする方式は2つのストリングを一つのオプティマイザーに入力する方式です。これにより10kW程度に分割された領域がそれぞれ最適化されますので、発電能力のバラツキによる損失を最小限にすることができます。この効果は障害物がある環境ほど顕著で、実績値で5~6%発電量が増えた例も報告されています。(ゴルフ場などの極端な場合では、さらに大きな効果が期待できます。)

5%と言うと少なく感じるかも知れませんが、20年間の運転で1年分の収益が増えるので無視できない金額です。融資返済中の5%の増加は非常に心強いものです。

オプティマイザーの設置コストは1万円/kW強なので、21円案件であれば約半年分の売電額、40円案件であれば3ヶ月分の売電額に相当する投資で1年分増える訳なので是非、心当たりの方には検討をお勧め致します。

オプティマイザーを用いる利点として、本来の最適化以外にも増設に関して大きなメリットがあります。上で軽く説明した様に2つのストリングを1つに束ねるので、接続箱への入力数を半分にすることができます。これにより、大幅な過積載が可能になります。(ヒューズやDCメインケーブルの確認は必要です。)

大型のパワコンを用いたシステムを運用中の方は是非、連絡を頂ければ幸いです。詳細検討を行い最適な改善策を提案致します。費用に関しても販売元でリース対応も行っているので、先ずはご連絡下さい。

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21円案件も対応可能! 過積載による最適設計

FIT価格は年々下がって来ていますが、適切な設計により高効率のシステムを構成すれば21円の買取価格でも十分に利益を出すことが可能です。特に、過積載によりDC容量を増やすことでピークカットにかからない朝夕や曇の日の発電を飛躍的に増やすことが可能です。それにより、太陽光発電の弱点の一つである、昼間しか電力を供給できないという問題を少し改善し、安定電源に半歩近づきます。

多く太陽光発電所では、パネルの合計出力がパワコンの最大出力と同じくらいしかパネルが設置されていないため、晴れた日のお昼前後しかパワコンの出力が最大になりません。それ以外の時間帯ではパワコンの最大出力の半分以下の時間も長いのが実状です。(下図参照)




別の言い方をすると、その時間帯に”直流の入力を増やせば”売電量を増やすことができる”と言うことになります。当然、晴れている日の昼間にパワコンの最大出力以上にパネルが発電した部分はピークカットということで無駄に捨てられてしまうのですが、捨てる分より、追加で売電できる量が多ければそれだけ有利ということになります。

実際には、収益の増加分と増設/過積載の費用を勘案して検討する必要がありますが、パワコンや連系設備は増えないので、全体としては割安になる傾向です。詳細の検討は気象条件や現場の条件や使用機器が希望の過積載容量に対応可能かなどを考慮する必要がありますが、概ねパワコンの最大出力の2倍程度までは投資効率上はお勧めできる場合が多いのが実状です。

実際に金融機関から融資を受けて発電所の建設をする場合には、どのくらい発電できるかの予想を含めた事業計画を作成する必要があります。ところが、過積載でどのくらい発電できるかは、大企業を含め一般的な業者が行っている計算方法ではキチンと予測することが出来ません。弊社ではPVSystという専用ソフトを用いて、それぞれの地点の日々の気象条件や影などを考慮した過積載のシミュレーションが可能です。これによりそれぞれの土地での最適設計を提案することができます。

土地を既に所有している場合でも、これから購入を考えている場合でも是非、お気軽にご相談下さい。

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2017年5月24日水曜日

業務としての太陽光発電所のデータの解析 : データ解析サービスおよび解析環境の構築サポート

太陽光発電所を適切に運用する為には、問題点を発見して迅速に対応していく必要があります。発電が完全に止まるような事象に関しては、気がつくのも比較的早く、きちんと修理がなされる場合が多いのですが、パワコンの停止までは至らない一部のストリングの問題に関しては、細かいデータ分析をしなければなかなか気がつく事ができません。その結果、それらの問題は長期間放置されることが多くなってしまいます。

多くの場合、遠隔監視システムを導入すれば、ストリング単位の情報をwebまたはwebからダウンロードしたデータの解析により確認することができます。しかし、実際には確認したい期間の必要な項目のデータを画面に表示させる為には、多くのボタンをクリックしたり選択をしなければならないので、大量のデータを業務として監視しなければならない場合には非常に困難な場合も多いです。この問題は気の利いたUI(ユーザーインターフェイス)が準備された監視システムになればなるほど顕著になります。

比較的規模の大きい事業者さんの中にはデータセンターと称して、秘密基地の様にパソコンの画面を沢山並べた部屋を用意されるところも見受けられますが、その方法では、椅子の数だけ人件費がかかってしまうので、とても効率的とは思えません。(個人的には、そういう少年漫画を彷彿とさせるインテリアは大好きです。)

規模の小さい工事店になると、そもそもデータ解析に人を割くことも困難ですし、パソコンの知識も不十分な場合が多く簡単なことではありません。また、中途半端にパソコンを使いこなせた場合には、エクセルなどのソフトを使おうとするあまり膨大な時間を浪費してしまうことも多いので注意が必要です。敢えて、誤解を承知で言うと、業務でのデータ解析にはエクセル(類似ソフト含む)は使用できません。業務が定形になるなら絶対に専用プログラムを使用すべきです。

webベースのUIがある場合でも、敢えてそれらは用いないでデータを直接扱った方が楽な場合があります。以下に、その例としてHuawei社製のパワコン(及びデータロガー)を用いた場合の例を示します。

データ自体はPCS1台につき1ファイルでそれぞれが4000行以上になるものです。(やる気が失せますよね。)

この現場ではPCSは16台あります。さらにそれぞれが圧縮形式になっており解凍(展開)せねばなりません。また、ファイル名も製品IDと取得時間で表現されているため1番から順に取得したとしてもPCSの番号と対応を付けて整理するのには大変な手間がかかります。同様の管理物件を多数抱えているような状況を考えると、とてもではありませんがファイルを一個ずつ処理する気にはなれません。



こんなときは、弊社では自作スクリプト一発で以下の様にファイルの解凍(展開)とわかり易い名前への変更を行います。(約1秒後)

表示は変換された結果:PCS名が明記されたわかり易い名前になっている。

これでわかり易い名前のファイルになりました。次はいよいよデータの範囲を指定してグラフの表示です。表示プログラムを実行して読み込むファイル名(PCS)を指定して日付を入力すると即座にグラフが表示されてストリング毎の電流値が確認できます。

ファイル名と日付の指定だけで瞬時にグラフが表示される。

ここまでの所要時間は約10秒。これなら業務として行なうこともできそうです。また、ここまで下準備ができていると別なPCSまたは別な日のデータの確認も瞬時に行なうことができます。

弊社では、太陽光発電に限らず素早いデータ解析の為の環境構築サポート及びデータ解析業務も行っております。上記をご覧になりご興味を持ちましたらお気軽にご連絡下さい。


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2017年5月12日金曜日

定量的な評価に基づく太陽光発電所の設計および評価

FIT開始直後に作られた発電所を中心に影の影響を過剰に評価したために、本来、設置可能なパネル枚数を大きく下回る設備が散見されます。もちろん、パワコンやMPPTの個数やDC回路設計により一概に言えない部分もありますが、基本的にはパネル枚数が多いほど発電量が多くなり、投資効率が良くなる傾向です。近年、過積載というキーワードで増設に注目が集まっている経緯は皆様御存知の通りです。

弊社では、PVSystという太陽光発電のシミュレーションソフトを用いて、様々な条件を考慮したシミュレーションサービスを提供しております。下の図は群馬県某所の500kWの発電設備のシミュレーションの例です。この現場では南側に家屋、鉄塔、電柱があり、西側にはコンクリートの塀があるという環境で、設備のどこか一部分は常に影になる条件です。尚且つ、土地が狭く北西下がりなので真冬には下段の一部が影になるという厳しめの条件でした。

回路設計を含めて色々シミュレーションを繰り返したところ、下図の様にパネルを詰め込む場合が最も発電量が多くなる事がわかりました。そこで、少しでも発電量を増やすために、横向き4段のパネルの上半分と下半分の回路を仕分けて、それぞれ別のMPPTに入力することで種々の要因による影の影響を最小限にする設計を採用しました。

この設備は昨年の4月に完成し、現在、当初の期待以上の発電パフォーマンスを発揮しています。

この例は発電所の建設前のものですが、運用開始後の設備に関しても、実際の測定と併せてシミュレーションを行なうことにより詳細な評価を行なう事ができます。増設や改修の検討、中古販売に先立つ設備の評価など様々な需要が想定されます。先ずは、お話だけでもお気軽にお問い合わせ下さい。

国内で、このような詳細なシミュレーションに基づく定量評価サービスを行っている事業者は決して多くはありません。しかし、FIT法により始まった太陽光発電業界の成熟化の流れの中で、シミュレーションと測定に基づく定量評価は欠かすことのできない重要な部分であると確信しております。当然、若干の費用は頂戴致しますが、普及のため、無理のない金額でサービスが提供できる様に努力して行きます。








障害物による影がかからないパワコン
障害物による影がかかる入力チャンネルがあるパワコン。回路分けが適切に行われているため、他のチャンネルの出力には影響を与えていない。


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2017年5月11日木曜日

ある日のパソコン画面

ある日の私のパソコンの画面です。さて、何ができるのでしょうか?
Macでターミナルが2つ開かれて何かをしているところです。右はローカル、左はGoogle Compute Engineにsshで接続している様です。


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2017年5月10日水曜日

工事風景:福島県二本松市

5月は例年、発電量が一番多い月です。皆様の設備の運転状況は如何でしょうか?

株式会社RGBの施工チームは現在、福島県で低圧の新設と高圧設備の増設工事を進めています。晴れると下の写真の様に澄みきった青空が広がる過ごしやすい季節です。写真の二箇所も今月中に連系し運用を開始致します。
下段からの撮影。崖の上にもパネルが設置されています。上の段に行くためには右奥の道を大回りしないと行けないので、低圧なのに歩く距離が多いです。



上段からの写真



もう一箇所の現場、車で5分くらいの距離です。



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2017年4月9日日曜日

多数の発電設備どのように管理するか------自動読み込み/データ解析体制

遠隔監視システムによりインターネット越しに発電所のデータが見られるようになっても、それぞれの発電所のIDやパスワードを入力しながら全ての発電所を日常的に監視するのは容易なことではありません。もちろん、エラーなどはメールで通知されるので気が付かないことはないのですが、いつでも手元で必要なデータが確認できることも大切なことです。

弊社では、IT技術を駆使し、遠隔監視システムなどの必要なwebサービスからデータを自動的に読み込んで、手早く解析ができる体制を整えております。

遠隔監視システムから読み込んだ同一地域の8つの発電所データを表示している画面。コマンドを入力すると瞬時にグラフが表示される。(Pythonを用いたスクレイピング技術)

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2017年4月7日金曜日

FIT法の改正と既存(みなし認定)案件に関して

4月1日のFIT法改正の施行に伴い、既存案件(運転開始済みを含む)でも「みなし認定」という扱いで改正後のFIT法の適用になります。その為、新規案件と同様に「再生可能エネルギー発電事業計画書[みなし認定用]」を提出しなければなりません。(忘れずに提出を!!)

詳しくは、資源エネルギー庁の「なっとく再生可能エネルギー」のページを見て頂ければ良いのですが、ここでは既存案件をお持ちの方に関係しそうな部分、特に発電所の維持管理や保守点検に関係がある部分に関して解説致します。

先ず、表1の1で早速「事業計画策定ガイドライン」に従って適切に事業を行なう事が求められています。ガイドラインの中身は表1との重複も多いですが、要は既存案件に関しても新ルールが適用され、同意を求められているという点には注意が必要です。特に、既存案件の場合には簡易な事業計画書1枚の提出で済んでしまうので、いつの間にか知らないルールが適用されているという状況になりかねません。当然、法律を根拠としているので、違反があった場合には経産省から改善命令が出たり認定の取り消しをされたりする可能性もあります。

FIT法改正に伴う具体的な要求事項は 表1の2~10になります。(「事業計画策定ガイドライン」で詳細の解説がなされています。) ざっと項目を整理すると以下の様になります。
  • 適切な保守管理(O&M):表1-2
  • フェンスの設置:表1-3
  • 標識(看板)の設置:表1-5
  • 正確な情報の報告義務:表1-6


その他、法令遵守や事業終了後の処分などの重要事項も含まれますが、先ずは上に書き出した項目について考えます。 フェンスと標識に関しては、新規案件は運用開始後速やかに設置することが求められていますが、既存案件(みなし認定とされる案件)では法律が適用されるようになった日から1年の猶予が与えられ、その期間での設置が求められています。つまり、平成29年度中に設置しなければならないということです。

O&Mと報告に関しては、詳しくはガイドラインに書かれてあります。これは必ずしも専門業者に委託しなければならないというものではありませんがこれは必ずしも専門業者に委託しなければならないというものではありませんが、「安定的かつ継続的」に事業を行なう為には最低限、以下の3点が確保されている必要があるのではないかと思います。
  • 遠隔監視を含む継続的な監視体制
  • 定期点検
  • 迅速に修理を行える体制
これらを考えると、低圧など小規模な事業者(個人を含む)が20年という長期に渡り上記を継続していくのは中々大変なのではないかとは思います。 是非、この機会に身近な専門業者を当ってみるのも良いのではないでしょうか?


表1. 再生可能エネルギー発電事業計画書で同意を求められる事柄
1事業計画策定ガイドラインに従って適切に事業を行なうこと。
2安定的かつ継続的に再生可能エネルギー発電事業を行なうために発電所を適切に保守点検及び維持管理すること。O&M
3この事業に関係ない者が発電設備にみだりに近づくことがないように、適切な措置を講ずるうこと。フェンス設置
4接続契約を締結している一般送配電事業者又は特定配送電事業者から国が定める出力抑制の指針に基づいた出力抑制の要請を受けたときは、適切な方法により協力すること。
5発電設備又は発電設備を囲う柵塀等の外側の見えやすい場所に標識を掲示すること。標識(看板)の設置
6再生可能エネルギー発電事業に関する情報について、経済産業大臣に対して正確に提供すること。正確な情報の報告義務
7この再生可能エネルギー発電事業で用いる発電設備を処分する際は、関係法令(条例を含む。)を遵守し適切に行なうこと。
8この認定の取得から3年以内に運転を開始できない場合には、変更された調達期間によりこの再生可能エネルギー発電事業を行なうこと。[10kW以上の太陽光発電の場合のみ]
9再生可能エネルギー発電事業を実施するに当たり、関係法令(条例を含む。)の規定を遵守すること。
10発電開始前から継続的に源泉等のモニタリング等を実施するなど、地熱発電を継続的かつ安定的に行なうために必要な措置を講ずること。[地熱発電の場合のみ]



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2017年3月31日金曜日

平成28年度のまとめ

今期も早いもので、もう年度末です。

今年は、株式会社RGBの立ち上げ、O&M事業の立ち上げ、自社発電所(320kW)の本格稼働など大きなイベントも沢山ありました。株式会社RGBのメンバーは設立前の前身会社でも弊社の太陽光発電案件を多く施工してきたメンバーで、今期もメガソーラー案件を始めとする多くの案件で更に経験を積んで高品質な太陽光発電所を自信を持って施工できる様になって参りました。

今期では、茨城県行方市の1600kWや群馬県富岡市の500kWなどが思い出に残る現場になりました。これらの現場では現地の地形にあわせた地なり架台を採用しました。また、限られた設置面積で最大限の発電効率(投資効率)を目指す為に、小型のストリングインバーター案件では上下のストリング分割(とパネル数の最大化)、大型のセントラルインバーター案件では、独自設計の大型大電流接続箱を利用してDC損失を最小限に抑えた低コストと高効率を両立した設計など独自技術の採用も進んだ年でした。セントラルインバーターで採用した配線方式はオプティマイザーなどの設置にも適した形になっておりますので、今後は同様の配線にオプティマイザーを合わせることで、セントラルインバーターのコスト上のメリットを損なわない形でストリングインバーターのメリットである部分最適化ができる様になりました。

また、発電所の建設以外でもシミュレーションの仕事も多い年でした。弊社では、早くからPVSystを利用した本格的シミュレーションを導入しておりますが、今年は不整地での地なり設計の為の3次元シミュレーションの引き合いが多かったのも特徴です。3Dモデリングはシミュレーションとしても有用ですが、完成形を視覚的に捉えられるので、営業ツールとしても優れています。また、障害物を実際に含んだ計算を行うことでその障害物を許容できるかの判断が定量的に行える様になり、お客様との交渉もスムーズになりました。
(定量的に評価すると、許容できる障害物も多いです。)



近年、新型のPCSやオプティマイザーなどで障害物による影の影響を部分的に最適化する技術の導入が進んでいますので、来期にはこれまで以上に効率の良いシステムの提案が進んで行きそうです。

来期は買取価格も下がりますが、それでも設計の工夫により十分に有利な投資条件を達成することが可能です。弊社及び株式会社RGBは少人数の会社ではありますが、独自の設計、自社調達、少人数を活かした効率的な施工ノウハウを最大限に活かしてお客様に満足して頂けるように様々な形で太陽光発電事業をサポートして行きますので、是非、よろしくお願い致します。


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太陽光発電設備の標識とフェンス

平成29年4月1日施行の改正FIT法(及び事業計画策定ガイドライン:資源エネルギー庁)により、発電設備にみだりに事業に関係のない人が設備に近くことのないように適切な措置を講ずることが求められるようになりました。これは50kW未満の低圧設備でも同様です。これにより、平成29年4月1日よりも前に設備認定を取得した案件でも平成29年度中のフェンスの設置が義務付けられたことになります。(屋根や第三者が容易に近づけない公道から離れた私有地内などは省略可能) また、これに併せて、発電所の標識(看板)の設置も義務付けられております。

恐らく、低圧の案件を中心に、フェンスの設置および標識(看板)の設置が済んでいない発電所も多いと思われます。フェンスの設置、標識の設置、または事業計画(の詳細)に関する報告義務は今のところありませんが、既存案件に関しても「みなし認定」ということで「再生可能エネルギー発電事業計画書」という書類の提出が義務付けられており、その中で、「事業計画策定ガイドラインに従って適切に事業を行うこと。」に同意することを求められております。

具体的にフェンスの設置及び標識の取り付けをご検討の際は、お気軽にご連絡下さい。
お客様の要望に合わせて、低価格のフェンスの設置をご案内致します。あわせてO&Mのサービスのご検討もよろしくお願い致します。O&M契約をして頂いたお客様にはフェンス代を割引させて頂きます。

施工例:群馬県某所


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2017年3月30日木曜日

建設風景: 群馬県大泉町65kW

屋根置きのDC65kWp(AC44kW:低圧)の設備の建設中の風景です。(群馬県大泉町)
これまで野立てメインでやって来たので、珍しい屋根置きです。
現状、工事は殆ど完了し、4月18日の連系を待つばかりです。

建設中の現場:群馬県東毛地域は日射条件にも恵まれているので、順調な売電が期待されます。
完成イメージ図:地上3階相当の高さへの設置なので、残念ながら通りからは見えません。

2017年3月8日水曜日

遠隔監視システムによる常時監視

太陽光発電の保守管理(O&M)では、遠隔監視システムによる常時監視が非常に重要です。遠隔監視システムを設置することで設備の状況を常時監視することができます。また、何らかの不具合が発生した際には、メールやSMSで瞬時に弊社に通知される為、迅速な対応が可能です。

弊社では遠隔監視駆けつけ対応を重視しております。基本的に設備の運転に影響する不具合は遠隔監視システムで発見し次第、随時対応致します。また、駆けつけ対応の回数は無制限です。定期点検は、設備の総点検という側面もありますが、不具合は随時対応しているので、基本的には定期点検時に運転にただちに影響を与えるような不具合を見つけることは想定しておりません。定期点検の際には、経年劣化などの中長期で影響がでる可能性のある項目を中心に確認致します。

遠隔監視システムで常時監視している場合、不具合が発生すると瞬時にエラーメッセージが弊社に通知されます。弊社では、エラーメッセージの内容や発電出力パターン、または各ストリング毎の出力パターン等を分析することで、多くの場合、現場に駆けつける前に問題の概略を把握することができます。

さらには、PCSのエラーを伴わないような不具合に関しても近隣の発電設備の出力パターンと定期的に比較することで問題の早期発見に勤めております。現在のところ、以下の地域に参照データポイントがあり容易に比較が可能です。今後、O&Mの義務化に伴いデータポイントはさらに増加していく見込みです。

福島県中通り、栃木県県北部、栃木県県南部、茨城県、群馬県東部、群馬県西部

弊社では、これまでに施工してきた、全てのメガソーラーや中小規模の発電設備に遠隔監視システムを設置してきており、そのデータの蓄積から個々の問題に対して迅速かつ適切に対応することができる体制が整っています。また、データや業務管理用の業務用webシステムも自社開発しており、継続的できめ細かなサービスの提供が可能です。


2017年3月6日月曜日

停電後の遠隔手動復帰(低圧分譲案件)

50kWh以下の太陽光発電所では、基本的に停電後にパワコンを自動で復旧させることが認められています。但し、低圧の分譲案件などでは、高圧と同様に手動復帰を連系の条件として電力会社より要求されることがあります。

これに関しては、「合計容量が大きいので」という技術的な理由は理解できます。しかし、「一人のオーナーが多数区画を所有している場合」のみが対象であったりするので、「別々のオーナーの所有」だったり、「区画が互いに隣接していない」場合には対象外だったりして、現実的には不公平かつ実質的な効果にも疑問があるものです。

しかしながら、連系条件を無視しては発電事業ができないわけで、より良い運用を期待しつつも、それぞれの案件の状況に応じた対策を考えていけば良いと思っております。

とは言え、低圧の発電設備を停電の度に再起動しに出向くのは、なかなか大変なことではないでしょうか?高圧設備とは異なり、低圧設備の場合には電気主任技術者もいないので、多くの場合はオーナーがご自身で現場に出向いてパワコンの再起動をする必要があります。遠隔地の場合には絶望的に困難なのではないでしょうか?弊社では、このような状況を改善する方法として遠隔制御によるパワコンの手動復帰をお勧め致します。遠隔制御装置を取り付けることで、電力会社からの連絡を確認するまではPCSの再起動を抑制し、確認後にPCSを手動で再起動させるものです。もしも、ご興味があれば、お気軽に弊社までお問い合わせ下さい。遠隔制御装置の施工と管理も承ります。

2017年3月3日金曜日

O&Mサービス(太陽光発電設備の保守管理)

私たちが提供するO&Mサービスの概要
平成29年(2017年)4月よりのO&M義務化に向けて、株式会社I-S3及び株式会社RGBでもO&Mサービスの提供を開始しております。 豊富なメガソーラーの経験を活かし、ハイレベルなサービスをお手頃な価格で提供します。太陽光発電からの収益を確実に守るために是非、ご検討をお願い致します。詳細はこちら

常時監視 駆け付け対応 定期点検
遠隔監視システムを利用し常時監視を行います。パワコンなどのエラーが発生すると、その情報は瞬時に弊社に共有されます。それにより、駆け付け前に修理対応の見通しを付けます。また、長期間に渡りデータを監視することでシステムの状態を確実に把握します。(既設設備への遠隔監視システムの設置も行います。) 監視システムからの通知やデータを分析し、必要な部品や工具を持参し問題解決に努めます。大掛かりな修理や交換が必要な場合も迅速に修理を進めます。(修理費用は別途見積、ただし、軽微な修理を除く。:保険対応可能) 年次の定期点検でDC部分を中心にシステム全体の点検を行います。その際には、目視点検に加え、必要に応じてI-V特性の確認や赤外カメラによる確認を行います。この定期点検時と、毎年のパフォーマンスレポートを提出致します。(レポートは年2回)
O&M契約は検討中でも設備の点検や修理だけでも承ります。先ずは、お気軽にお問い合わせ下さい。
増設やシステムの最適化の提案も随時行っております。
サービスエリアは関東近県の以下の地域です。
群馬県埼玉県栃木県茨城県福島県長野県東京都千葉県神奈川県 但し、O&Mサービス(提携先紹介を含む)や遠隔監視装置の設置などのご相談は全国どこでも対応致します。低圧からメガソーラーまで何でも対応致します。パンフレット

株式会社I-S3
370-0831 群馬県高崎市あら町129-1 3F
TEL/FAX: 027-381-6583
s_masuda@i-s3.com

2017年2月17日金曜日

夏に予定されているFIT新ルールとパネルの増設/過積載に関して

新聞などの報道によると、夏頃を目処に増設/過積載されたパネルからの売電に関しての買取価格の引き下げが検討されているそうです。増設希望の方はなるべく早めにご連絡ください。

尚、新ルール適用後でも増設自体は引き続き魅力的な投資対象ではあるので、弊社としては引き続き積極的に進めて行こうと考えております。詳しい検討は以下のリンク参照。PCSや土地への投資が不要なので、新設案件よりはかなり有利な条件になります。



2017年2月2日木曜日

白河市:東深仁井田2~8発電所 完成

弊社の福島県白河市の東深仁井田1発電所(各AC39.6kW)は2015年の連系からもうじき1年になります。平成29年1月31日に残りの2~8区画も完成し東北電力の系統に連系致しました。施工は弊社関連会社の株式会社RGBで行いました。

弊社では高圧の比較的大規模な案件がメインですが、本件のような低圧案件も保有・管理しながら運転データを蓄積してO&M事業へ活かしたり、新技術のテスト用設備として利用して行こうと思います。

2017年1月27日金曜日

系統連系:1.6MW(AC1.36MW)茨城県行方市

平成29年1月26日にかねての予定通り、茨城県行方市の1.6MW(AC1.36MW)の太陽光発電設備が東京電力の系統に連系されました。この設備は、お客様所有の養鶏場跡地に弊社(株式会社I-S3)が企画・設計し、株式会社RGBが施工したものです。

この設備は、今後の低い買取価格でも対応可能な低コストと充実した遠隔監視システムによる安心運用を追求した設計になっております。

4段の段差がある土地に対して「地なり架台」を用いることで効率的にパネルを設置しています。また、特注の32stringsを入力できる大容量接続箱の使用により配線数を減らしコストを低減しております。PCSや変電設備の情報に加え各接続箱に設置されたストリング監視ユニットによりストリング単位の監視が可能になっています。


衛星写真(平成28年10月下旬頃撮影)

2017年1月22日日曜日

I-S3簡易遠隔監視システム 開発中(4月運用開始予定)

既設を含めた太陽光発電設備の保守管理体制(O&M)の整備が義務付けられる見通しになっております。実際には、ある程度の猶予期間が設定されるでしょうが、具体的な検討が必要なことは間違いなさそうです。

実際に、有効な保守管理体制を構築することを考えると、運転状況をタイムリーに把握することができる遠隔監視装置の設置は不可欠です。遠隔監視をしない場合には迅速な修理や対応が困難になり、復旧が遅れることで、損失が多くなってしまいます。しかしながら、実際には遠隔監視装置が未設置の設備の方が多いのが実状です。

これまでに弊社及び弊社グループで施工した案件に関しては、全件で遠隔監視装置を設置しており、問題発生時には迅速に対応できる体制を整えていますが、一般の未設置の案件に監視装置を取り付けるのには小規模の低圧案件でも数十万円の初期費用がかかってしまうのが実情です。もちろん、数十万円(高圧の大規模案件では数百万円以上)の費用をかけてDCのストリングやPCSのエラーの詳細を監視できれば、それに越したことはありません。弊社としても新設案件では例外なく、一通りの機能が揃った遠隔監視システムの設置をお勧めしております。

しかしながら、既設のシステムで遠隔監視装置の設置や容易ではない場合や、初期費用を最低限で済ませたいという需要も無視できないところです。弊社では、最低限の機能として「人が現地に行った際に、容易に目視で確認できる程度の内容を確認し、自動発報ができる。」ということを定めて、非常にシンプルなハードウエアを用いた人工知能を用いた遠隔監視サービスを開発中です。今のところ、サービス開始は本年4月を目指しております。ハードウエアの費用は設置費用込みで5万円程度*で、弊社O&Mサービスに加入の場合は無料で提供できる予定です。乞うご期待

特徴

  • 発電状況など最低限の運転状態を確認
  • 異常発生時にはメールなどで発報
  • 現地の気象状況その他も目視確認可能
  • 世界的に信頼性の高い大規模クラウドシステム利用による安定運用
  • 低価格(ハードウエアの交換も容易)
  • 新機能は追加料金なしで利用可能


*基本監視ユニットは高圧でも低圧でも案件のサイズに無関係で同額で提供可能になる予定です。ただし、監視対象ユニット数が増える場合には合計金額はユニット数に応じて増えて行きます。