2017年3月8日水曜日

遠隔監視システムによる常時監視

太陽光発電の保守管理(O&M)では、遠隔監視システムによる常時監視が非常に重要です。遠隔監視システムを設置することで設備の状況を常時監視することができます。また、何らかの不具合が発生した際には、メールやSMSで瞬時に弊社に通知される為、迅速な対応が可能です。

弊社では遠隔監視駆けつけ対応を重視しております。基本的に設備の運転に影響する不具合は遠隔監視システムで発見し次第、随時対応致します。また、駆けつけ対応の回数は無制限です。定期点検は、設備の総点検という側面もありますが、不具合は随時対応しているので、基本的には定期点検時に運転にただちに影響を与えるような不具合を見つけることは想定しておりません。定期点検の際には、経年劣化などの中長期で影響がでる可能性のある項目を中心に確認致します。

遠隔監視システムで常時監視している場合、不具合が発生すると瞬時にエラーメッセージが弊社に通知されます。弊社では、エラーメッセージの内容や発電出力パターン、または各ストリング毎の出力パターン等を分析することで、多くの場合、現場に駆けつける前に問題の概略を把握することができます。

さらには、PCSのエラーを伴わないような不具合に関しても近隣の発電設備の出力パターンと定期的に比較することで問題の早期発見に勤めております。現在のところ、以下の地域に参照データポイントがあり容易に比較が可能です。今後、O&Mの義務化に伴いデータポイントはさらに増加していく見込みです。

福島県中通り、栃木県県北部、栃木県県南部、茨城県、群馬県東部、群馬県西部

弊社では、これまでに施工してきた、全てのメガソーラーや中小規模の発電設備に遠隔監視システムを設置してきており、そのデータの蓄積から個々の問題に対して迅速かつ適切に対応することができる体制が整っています。また、データや業務管理用の業務用webシステムも自社開発しており、継続的できめ細かなサービスの提供が可能です。


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