2012年6月18日月曜日

一般自動車の構造用複合材料技術:Umeco



メインストリームの自動車用途向けの高機能複合材料利用の可能性を探るためのコンソーシアムが結成されたそうだ。(ACOMPLICE)このコンソーシアムはUmecoが主導し、以下の企業が参加する。(Aston Martin Lagonda, Delta Motorsport Ltd., ABB Robotics, Pentangle Engineering Services Ltd.,)
ACOMPLICE
A : Affordable
COMP : Composites
LI : LIghtweight
C : Car
S,E : StructurEs 
ちょっと無理があるからきっと略語のACOMPLICEの語呂が良いのだろうな。
CO2排出量削減の為の軽量化と燃費向上....何処でも同じよく聞く話である。近頃は逆の心配、即ち地球の寒冷化も言われているので、温暖化のキーワードはもしかしたら消えてなくなるかもしれない。 ただ、それで資源の節約は必要なので、技術開発の方向は間違っていないだろう。金属材料では長いことこの路線の技術開発が行われてきており、値段もこ慣れて来ているが、そろそろ頭打ちなので複合材料によるソリューションが求められている。
このプロジェクトでは、今後の2年間で1.5Mユーロ(1億5万円)の予算を使って、メインストリームの自動車のボディーを低コストで製造する技術の開発を目指す。ここでは、事前に樹脂を含浸したロボットでの積層作業と高速キュア技術に適した汎用中間材料を開発することで目標達成を目指すようだ。

Consortium Created to Develop Lightweight Composite Vehicle Structures

http://www.compositestoday.com/2012/06/consortium-created-to-develop-lightweight-composite-vehicle-structures/

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