2018年1月21日日曜日

コマンドラインツールを用いた太陽光発電所の一括管理

昨年4月には太陽光発電所のメンテナンスが義務化されました。多くの発電所では、効率的にメンテナンスを行なう為に遠隔監視システムを設置し、再生可能エネルギーによる電力の安定供給に努めています。ところが、多数の発電所を所有している電気事業者やメンテナンス事業者になると、日々監視しなければならない発電所の数も多くなり、期間も20年間という長期に渡る為、現実的かつ効率的な運用が求められます。

実は、遠隔監視システムを設置しても、それぞれのサービスプロバイダー毎のwebサービスにアクセスして、それぞれの発電所の内容を確認するのには結構な手間がかかります。「ログイン」、「サイト選択」から始まって必要な情報を確認するまでのwebページをクリックする回数も多くなります。更には、これらの業務は基本的に定型業務でつまらないものなので、将来的な見落としも心配です。このような単調業務で見落としを避けて、継続的に確認を行なう為には自動化は必須です。私達は、20年間という長期のメンテナンスを実現する為には口先だけではなく、実際に可能な方法を考えることも使命だと考えています。

弊社では、このような確認作業にはCUI(コマンドラインユーザーインターフェース)が最適と考え、動画の様なプログラムを作成して対応しております。キーボードやマウスからの入力回数が最小限で済んでいることがわかると思います。(基本的にキーボードに手を置いたままでの作業が可能です。)プログラムの中身は非公開ですが、APIなどのwebコンテンツを取得して整形しているものです。また、これらのツールは容易にwebサービスと融合することが可能な為、お客様のwebページその他にライブ情報をお届けすることも簡単です。

私達は、この様な自動化ツールを自社開発することで、最小限の人数で質の高いサービスを提供することを目指しております。

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