2016年9月1日木曜日

太陽光発電所増設工事:群馬県伊勢崎市 (DC336kWp → DC402.9kWp)

弊社では、太陽光発電設備の増設計画のサポート及び関連会社による施工を行っております。特に、認定容量の変更を伴わない直流部分の増設をお勧めしております。認定容量の変更を伴わない場合には、従来の買取価格での売電が可能なため、事業の採算性向上の効果が大きく非常に有利です。弊社では、豊富な設計/施工の経験と個々の現場の日照条件を考慮したシミュレーションを元に最適な増設計画をお勧めしております。

下の画像は、弊社及び関連会社で増設を行った群馬県伊勢崎市の太陽光発電所(AC303.6kW)での増設前後の発電量のグラフです。増設を行っていない同様の構成の発電設備と比較すると増設の効果が顕著に出ております。増設を行っていない設備では、6月と8月の発電量がほぼ同じであるとの比較して、増設した設備では8月の発電量が6月の1.2倍程度になっており2割多く発電する様になっております。

パネル増設を行った発電所の月別発電量。増設工事
は7月に完了。8月の発電量と6月の発電量を比較する
と8月の方が2割多くなっています。
パネル増設を行っていない設備の月別発電量。同じパネル及びPCSを使用。増設を行った設備から数kmの距離にあり気象条件は殆ど同じ。6月と8月の発電量を比べるとほぼ同じ値になっている。
発電量が2割程度増えた一方、増設にかかった費用は当初の建設費用を1とすると0.13程度、つまり13%程度の追加費用で済みました。*

*増設の効果は個々の現場の日照条件、PCSの構成、ストリングデザインなどで大きく変わります。