2022年1月16日日曜日

I-S3のちょっとした工夫 〜 パネルレベルの遠隔監視とカメラ(ラズベリーパイ)

I-S3の益田と申します。 

遠隔地の太陽光発電所を管理するためには、遠隔監視は絶対的に必要なものです。 これがないと、発電所の状況を正確に把握することが出来ないので、発電所がいつ止まったのかもわからなくなりますし、故障などの状況判断も遅くなってしまいます。 太陽光発電に限らず全ての営利事業に共通のことですが、適正な利益を得るためには、適切な費用をかけて管理しないといけません。

弊社としてもお客様には、最低限、パワコンのエラー内容までは確認できる遠隔監視システムの設置をお勧めしております。 その中でも、特にお勧めなのが弊社ブログでもよく話題に出るSolarEdgeです。 こちらだとパネル単位で発電状況や不具合の状況の把握が可能です。


さて、今回は弊社の発電所で最も遠くにある岩手県某所の発電所の管理に関するちょっとした工夫を紹介致します。 内容としては、ラズベリーパイという簡易なシングルボードコンピューターにカメラを搭載し、その中に写真の定期撮影とクラウド上にアップロードするプログラムを書き込むというものです。遠隔監視カメラは市販でも多く出回っていますが、まさかずっと見続けるわけでもありませんよね。私は、定期撮影したものを保存するという方法で十分と判断しました。

たまたま、雪が残った日の写真と遠隔監視のデータですが、何が起こっているか極めて正確にわかりますよね。